天皇皇后のフィリピンへの謝罪巡礼の旅。

2015.10.19.08:28

普通、国家元首たるものが公式訪問する相手国については、充分な知識と国情などの理解をもって訪問するのは常識だと考えるが天皇皇后陛下においては本当にそうされているのかどうか、?

現在フィリピンでは5月にアキノ大統領の任期が切れ、それに従って次期大統領に向かっての実質的選挙戦が始まっている、その選挙戦が過熱する時期に天皇皇后のフィリピン訪問,本音でいえば有難迷惑な部分もあると思う、ましてその旅の目的が先の戦争でフィリピン国家や国民に多大なる損害と迷惑をかけて謝罪する、なんて話が中心であれば、それこそWhat❓の世界ではないか、そんな気がする。

つまり、フィリピンに限らず、中韓を除いたアジアの国においては、もう戦争の話は済んだ話であり、場合によっては旧宗主国からの解放、独立にもつながった話であり、日本の国家元首がわざわざ来て頂いて大袈裟な謝罪をされる、その事自体、意味不明な事として受け取っている、そうは思わないのであろうか?

世界の国家元首が、戦争をした相手国に謝罪行脚をする、ふつうはあり得ない、それは国家の威信と国家間のバランス、経済状況、色んな事を勘案して判断され、そこに個人的な感情は挟む余地はない。

先の記事で書いたが、フィリピンに対し、日本が侵略戦争を行なったという事実はない。

確かに戦争作戦上、フィリピンに迷惑をかけ国家国民に多大なる損害を与えた、それには間違いではない、しかし、一方で陛下の赤子として徴兵されフィリピンのジャングルや山奥で敗走に次ぐ敗走、飢えや病気でそれこそ何万もの将兵が無駄な死に方をしたそれも事実、あるいはフィリピンにある基地から特攻隊隊として飛び立った飛行兵もある

これに関してはいまでもフィリピン人の奇特な人が自費で博物館を作り公開されている、本当に日本人を恨みに思うならこんな事はしない。

戦後フィリピンから帰還した人達が色んなフィリピン戦地における経験談を書かれている、ルソン戦記、バンゲット道路、涙なくしては読めない実話が数多く書かれている。

確かにフィリピン日本軍は壊滅的な敗走を続けていた時、食糧調達やその他で現地の人々からの略奪行為もあった、また、抗日ゲリラとなった原住民との戦闘もあった、その巻き添えで原住民の殺傷もあったと思う、だが軍全体でいえば作戦的な意味ではフィリピン人の大虐殺や壊滅的な破壊作戦はなかった筈、事実、日本軍はフィリピン統治時代、穏やかな時間が流れていた時も多かったのである、

フィリピン、ルソン島北部にビガンという美しい街並みが残っている街がある。この街はユネスコの世界遺産にも登録されている街である。
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どうしてこのような歴史的美しさのある街並みが今でも残っているのか、これにはある逸話が残っている。

1943年、陸軍憲兵隊隊長として赴任してきた高橋大尉が戦況の悪化で米軍の砲撃対象であったこの街を、この愛すべき街を砲撃によって破壊されるのは忍びない、そこで知人で地元のカンフ司祭に我々は撤退するのでどうぞ、この街を砲撃しないように米軍に交渉を要請、結果、米軍の砲撃からこの街並みを守ったという経緯がある

この高橋憲兵隊大尉、地元の美しい娘、アドレア、トレンテイーノと家庭をもっていたが、この妻をすててまでして撤退したという悲しい話が残っている。

この他にもフィリピンに進駐していた軍人の中にも地元の娘と結婚したり、地元民の為に働いた軍人や軍属が沢山あった。

私が初めてフィリピンに行った時、今から44年前、激戦地だったルソン北部バギオにも行った、友人の友人だった医者の家にも行ったがその時、そこの家の祖母が出てきて、日本軍が酷い事をしたと非難されたが、家族自体は温かく迎えてくれた思い出がある。

戦争とはその状況下でそれぞれの思いが残る、だがフィリピン全体でいえば、日本人や日本という国が恨まれている、憎まれていると言った印象はその後何十回も訪比したがそれを感じた事はない。


この話は以前にも書いたが、実は故小野田寛朗さん、ルパング島で発見された小野田少尉と2度程会った事がある、場所は四谷にあった元進駐軍通訳将校で日本にいた事もあるアメリカ系出版社社長宅、この時は小野田さんの書いたノンフィクションをアメリカで出版する為の打ち合わせであった。
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印象としては小柄で穏やかな感じの人だった、とても30年も間、ジャングルの中で戦闘を続けてきた方には見えなかった。
彼は陸軍中野学校出身の生粋の職業軍人、その為に発見され投降を促された時もその形にこだわった、だが時のマルコス大統領によって恩赦の手続きが取られ無事に日本に帰国する事ができたという経緯がある、

実は小野田少尉が戦闘行為を続けてきた30年の間、アメリカ軍や地元の軍や警察との間の戦闘で相当数の人間を殺傷している、当然フィリピン側に捕まれば死刑は間違いなかった。
だが当時のマスコス大統領も職業軍人上がり、武人としての心情はあったのだろう、投降式までやって恩赦を与えた、マルコス大統領、大統領時代の職責として功罪はあったが、私はフィリピンの大統領としてはある意味評価できる大統領と思っている。trd14011709400006-p4.jpg


色々書いてきたがこの度の天皇皇后のフィリピン謝罪行脚、巡礼の旅、正直言って、行く必要が全くないと思っている、逆に何故、天皇皇后はそこまでしてどうしてフィリピンに行きたいのか、よく分からない。

先の戦争で迷惑をかけた、戦地で亡くなった将兵の慰霊をしたい、たとえそうだとしても、もはやそんな話をだしにしての物見遊山の旅にしか見えない、それも巨額の税金を使っての旅、

もっといえば、みて子女帝の世界旅巡業ショー、共演,明仁今上陛下、演目は誰が何と言おうが、日本は悪かった。

天皇がどのような経過で日本自虐史観思想を吹き込まれたのか、なぜ皇后が反日を標ぼうする中韓、特に朝鮮に心をよせられるのか、そして相手国がそんなにこだわってもいない戦争について謝罪や贖罪を口にされるのか、本当にご自身自体がそう本気で思っているとすれば、はっきり書くがこれは日本という国の国益に反する事と言っていい。

国民は祭祀もしない、国家国民に対しての祈りも放棄したお出かけ三昧公務の陛下は必要ない、イギリス王家のように世界規模の大金持ちの王家でもそれなりに国民に対しては配慮がある、ところが日本の皇室の全ては国民の税金で運営されている、それを自分達の思い込みでやられてはかなわない。
ましては国家元首、受け取り方によっては国家国民もそう思っていると受け取られる。

近頃の宮内庁、ろくでもない役人とサラリーマン職員だらけ、それも草加煎餅や自虐史観思想の持ち主、裏には怪しげな団体や某国関係者の影、もうそろそろ皇室は菊の御紋でのタブー視は止めるべき時期に来ている、そう声を上げるべき思う。

過去において宮内庁の心ある人間(浜尾侍従)が皇后や皇太子にお諫め致した事が何回もあるようである、だがそれを聞き居られず返って恨みに思われたり、結局,遠ざけられ葬儀にも参列を見送るという冷ややかさ、これでは誰もご注意したり諌められる人間がいなくなるのは当然、裸の王様というのは古今東西、どこにでもある話だが、日本の皇室、さてどうなのか、?
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Re: はじめまして

2016.11.24.00:06

> わがまま親父様はじめまして。
>
> 突然お邪魔いたします。
>
> 私はつい最近BB様の読者になったもので、小町と申します。
> BB様のところでいろんな記事を読み、刺激を受け、
> 居ても立っても居られずに、自分にしか書けない記事がきっとあるはずだと、
> 全く何の用意もないままに、ブログを新設しました。
>
> 今日書こうとしている記事に
> わがまま親父様のこの記事から引用をさせていただきたいと思い
> ご挨拶に上がりました。
>
> 引用させていただくこと、どうぞご容赦くださいませ。


小町さん、こちらこそ、初めまして、引用の件はお気になさらずにいて下さい。

さて、ブログ始められたの事、BBさんのブログの他、いわゆる皇室ブログ関連記事で覚醒された女性が増えてきた、私は良い事だとおもっています、これは自説ですが、女性の意識が変われば世の中を変える力になると思っています。

ただ、私もそうでしたがブログ誕生当時は訪問者も少なく、時どき虚しくなることもありますが、是非、頑張って続けて下さい。もうひとつ、そこは貴方のブログ、何を書くにしても何の躊躇いも遠慮も要りません、思いのままを綴る、いずれその思いは読者に伝わります。

機会があれば私も紹介したいと思っています。

はじめまして

2016.11.07.23:46

わがまま親父様はじめまして。

突然お邪魔いたします。

私はつい最近BB様の読者になったもので、小町と申します。
BB様のところでいろんな記事を読み、刺激を受け、
居ても立っても居られずに、自分にしか書けない記事がきっとあるはずだと、
全く何の用意もないままに、ブログを新設しました。

今日書こうとしている記事に
わがまま親父様のこの記事から引用をさせていただきたいと思い
ご挨拶に上がりました。

引用させていただくこと、どうぞご容赦くださいませ。

Re: No title

2015.10.27.08:54

> いつもブログ拝見しております。
>
> 今上陛下は皇太子時代GHQによってバイニング夫人と言うアメリカ人家庭教師を付けられました。
> そこでリベラル思想と東京裁判史観を教育されました。
> 昭和天皇からも先の大戦がかなずしも自分の意思に沿ったものでは無いと言う、いわゆる愚痴みたいなものを聞いていたと思われます。
>
> 私は皇室への尊敬は人一倍ありますが、現状、とくに東宮家に関しては危惧してやみません。
> これからも歯に絹を着せぬブログを楽しみにしています。


ごろうさん、返事が遅くなりましたね、御免なさい。

そうですね、そういった話も聞いています、ただ、最近BBさんのブログで取り上げておられますがどうもどれだけではないようです。資質的に現皇太子と同じようなごゆっくりサンだったことが分かり始めて来ています。、そうだとすれば現状の皇室のあり様、なるほど納得しますね。

コメント有難う御座いました。

No title

2015.10.20.09:44

いつもブログ拝見しております。

今上陛下は皇太子時代GHQによってバイニング夫人と言うアメリカ人家庭教師を付けられました。
そこでリベラル思想と東京裁判史観を教育されました。
昭和天皇からも先の大戦がかなずしも自分の意思に沿ったものでは無いと言う、いわゆる愚痴みたいなものを聞いていたと思われます。

私は皇室への尊敬は人一倍ありますが、現状、とくに東宮家に関しては危惧してやみません。
これからも歯に絹を着せぬブログを楽しみにしています。

Re: No title

2015.10.20.09:01

>  お説ごもっともであります!
> ビガンにはレイテ滞在時代行って来ました。
> 軍の命令に逆らってこの町を守った偉大な日本人の業績が美しい街並みとして残っています。
>  レイテの親友の奥さんの父親“ガジタノさん(故人)”は戦時中のことを「ある時はアメリカ軍人が、またある時は日本軍人がやってきて食い物を要求した」・・このように笑顔で振り返っていました。
> “裸の王様”どこにでもいますね。


がんこ爺さん、ビガンいかれましたか!!

フィリピン、私の母方の叔父、フィリピンに向かう輸送船が撃沈されフカのいる海をただよって奇跡的に救助されたそうです。戦争とは勝った側が正義をいううだけで、本当はどちらが正しいという事はない、戦争はあってはならないが、いつでも起こり得る、歴史はそれを証明していますね。

レイテ、また行く機会があれば今度ご一緒しましょうね!!

Re: 記事のUPに感謝です

2015.10.20.08:53

ウナさん、毎度!!

同じような形で救出されたグアム島からの横井さん、小野田さんと比べれば招集で兵隊になった者と生粋の職業軍人との差はありましたね、しかし、そうは言っても同じ戦争の犠牲者という意味では同じですが!!

私が勤めていた会社の先輩でシベリア抑留10年の方がいました、それは悲惨な生活だったそうです。余りにもお腹が空いて煉瓦がパンに見えて思わずかじりついたそうです。

両陛下、このような兵たちの姿や話を知っても慰霊なのか、多分、朝鮮や支那の一方的な話や左巻きの刷り込みによって謝罪や反省だと思いますが、これでは陛下の為と死んでいった英霊たち、哀れですね。

もう謝罪とか慰霊とか言って海外にお出かけ、国益を損なうばかり、いい加減にしてほしいと思っています。

ウナさんの生きざま、子孫に残して下さい。

No title

2015.10.20.05:44

 お説ごもっともであります!
ビガンにはレイテ滞在時代行って来ました。
軍の命令に逆らってこの町を守った偉大な日本人の業績が美しい街並みとして残っています。
 レイテの親友の奥さんの父親“ガジタノさん(故人)”は戦時中のことを「ある時はアメリカ軍人が、またある時は日本軍人がやってきて食い物を要求した」・・このように笑顔で振り返っていました。
“裸の王様”どこにでもいますね。

記事のUPに感謝です

2015.10.20.02:49

お早うございます
小野田さんの話は今後どのように伝えられるのでしょうか
戦史に興味をもった若者が書籍を掘り起こすのでしょうか
それとも歴史のひとコマとして埋もれて終うのでしょうか
今はまだ
親父殿のようなお方も居りますので
時折虫干しのように歴史を洗う事ができますが・・・
復員してきた亡き父の話などは然程倅にはしておりません
ですが子や孫が先々歴史を紐解くとしても
多くの史実がお国には残っております


親父殿に子や孫の事を書くのは
なにやら遠慮がありますが
私のブログは彼等に残します
当然親父殿のブログにも行き着くはずです
これってちと楽しい・・・・?
親父殿!
もっともっとお吠えくだされ
血管が切れない程度に。・・・です。
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