人は試練によって強くなれるか?

2015.04.14.07:02

昔のことわざに苦労は買ってでもした方がよい、とか、試練は人を強くするとかの話があるが、これは結果論であって全てがそうであるとは限らない。

私が2000年にカナダに移民をしてトロントに落ち着いた際、教会である一人の男にあった、彼は医者で歳は私と同じ、医者と書いたがカナダではそうではなかった。

彼は粗末なアパートで独り暮らし、ものぐさでだらしなくその上吝嗇で、見た目も酷い恰好をしていた。彼が何故カナダに来たか、その訳はフィリピン女性医者との結婚でやって来た、それ以前に彼は離婚した経験があり、2度目の結婚だった、結果からいうとこの2度目の結婚も失敗し、その為に独りで暮らさざるを得なかった。

はっきり書くがこの2度にわたる結婚も駄目になった理由は略同じである。つまり、捨てられた。彼は離婚の理由について違う事を言っていたが、彼の妻だった女医、こちらのフィリピン人社会では結構知られた女性で、その為、私も妻から本当の理由を聞いたが、なるほどだと思った。

その捨てられた理由、怠惰で風呂にも入らず、吝嗇でその癖、猜疑心が強く、卑屈で、やきもち焼きで、何一つ、男として取り柄がなかった。相当酷い事を書いているが、実際、私の家にも泊まった事があり、事実である。

彼は極めて貧しい家に生まれたが、頭は良かった、教会系の学校を失業し、医者を目指して勉強を始めた、だが日本国内にある、医科大学にはいかなかった、行けなかったというべきか、とにかく彼はフィリピンに渡り、医学学校に入り勉強をした、だがフィリピンでは正式には医者にはなれない、仕方なく日本に戻り、臨床医としてトレーニング、だが、彼を受け入れてくれる施設はなかった。臨床経験のない医者、あり得るのかどうかはよく知らない。

彼は医者と名乗ってはいたが、正式にはどのような資格なのか、彼はそのことは口を閉ざしていたので分からない。

そんな事もあって私が彼に会って以来、彼は相変わらず無頼な生活をし、一日1ドルで暮らす、そんな暮らしを送っていた。

彼が何故、そんな性格やそのような人間になったのか、彼の学生時代のクラスメートだった友人の話もあったが、それは彼が極貧の貧しい生まれで苦労を重ね、何回も人生で挫折を味わい、はっきりいえばその為に根性がひねくれすぎてしまった、もうそうなると修正が効かない、劣等感と恨みに明け暮れる生き方、私も最初は同情して付き合ったがそれさえも私が優越感を感じていると受け取ったり、つまらん皮肉を言ったり、すぐ解るような追従を言ったり、、、、、、、

これは明らかに、人生の試練を受け過ぎてしまい、その為、根性が曲がりすぎた男の話で、このことわざというか、そんな事はない事もある例の一つでもある。

彼、現在、風の便りによれば、日本の何処か田舎の無医村で、医者の真似事をしているらしい。


一方、このことわざ通り、与えられた試練に打ち勝って、立派に人生を生き続けている女性がいる、それも若い女性で現在某大学の2年生、19歳のお嬢さんである。

その彼女の名はりりー、(HN) ずっと長い間、彼女について記事にしたかった、で、今回,貴女の事を書いても良いか?
断りも入れているし、彼女からもぼかしてかいてくれるなら、と許しも得ている。

私は彼女が自身のブログを開設し、そして現在までのブログ記事をずっと読み続けているが、世の中にはこんなにも強く、でも爽やかで、頑張る若い女性,いるとは思わなかった。

それは彼女の生い立ちによる、彼女自身も書いているので省略するが、幼少時は既に両親はなく、たった一人の兄と施設をたらいまわしにされたり、商売里親に引き取られたり、教会の施設で育ったり、それこそ、踏んだり蹴ったりの生い立ち、それでもめげず、自分という物を信じ、可能性に賭け、日々努力する姿、その生き方に私は感動している。

彼女が書いているブログ名、Lily@Japan というブログである。

最近感心したのは、彼女からのコメント返信でこうあった。生い立ちの悲しみは自分で乗り越える。

こんな事、今時の19歳の大学生には決して言えない。立派である。彼女自身は私自身はふつうの女の子、そういっているが、私はそうは思わない。

彼女は現在、大学は奨学金、生活はアルバイト複数をしてまかなっている、誰からの援助も受けず、生きている。

彼女はシカゴで生まれ、その後ヨーロッパ、フィリピン、そして日本、その為、英語、フランス語、イタリー語が話せ、その他ラテン語系の言語、話す事は難しくなったが会話は理解できるとあった、両親のどちらがハーフ、本人はクオーターだと言っていた。
身長は167センチ、女性としては大柄になるのかな、

彼女が今後、どんな大人の女性に成ってどんな生き方をしていくのか、私は楽しみにしているが、それまで命が持つかどうかは分からない。出来れば映画のように彼女が恋愛をし、そして結婚、妻になり、母になっていく姿を見たいと思っているが、それはあの世で見届ける事になろう。

彼女、視野を広げる為にも外国留学を考えているそうで、アメリカのプリンストン大学の教授ともやり取りしているし、もしかしてそこに行くかどうかはわからないが、もしアメリカの大学に留学するような事があれば、是非、会いたいと彼女にも伝えている。

試練、誰にでもやってくるが、だが、この試練に耐えうる力、それは誰でも持っている訳ではない。


我がままで小心で、我慢が出来ないロクデナシだった私、それなのにそこそこ幸せな今がある、ただただラッキーだった、としか思えない。




糟糠の妻、記事で交代師負債のそれぞれのロシア名、追加してあります・ご参考まで。

交代師、、、、、、ボクチャンチンコ クダツキ―、、、カツラノミヤノフ ズルムケン、、、チショウ―ニーテ モノイワレンコ,
     モノイワンナル ノータリンデンネン,、、ヤオフーク ワシャシランデーン。


 、

交代師ヒヒ、、、、、、マーコ オマタ カユインチョフ、、、マタコ クワガタ―タ、クワガタ。(解る人は解るフレーズ)
バサコ アボン シンデーレラ、、、、、、マサコ オテフーリ モーイランワヤ。
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Re: タイトルなし

2015.04.20.22:10

秘密のYさん、ご返事が遅れ申し訳ありませんでした。

どういう状況でお好きな仕事ができなくなったのか、わかりませんが、それでも前向きに生きられる立派で素敵だと思います。

又、娘さんとの会話、素敵な親子、きっといいことがありますよ。

管理人のみ閲覧できます

2015.04.18.12:21

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2015.04.17.00:23

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

2015.04.16.22:01

I love canadaさん、コメント有難うございました。

実はこの記事、書いていてこのコリント10章13節の言葉を思い出していました、それはいつだったか、教会のサーモンに選ばれた話だったのです。

とは言え、キリスト者であっても難しいのに、信仰をもっていない人にはもっと難しいと思います。

No title

2015.04.16.13:32

先日はコメントをありがとうございました。
コメント返信しましたので、また覗いてください。

「人は試練によって強くなれるか?」とても興味深いタイトルでした。

私は34歳の時に大量出血で死にそうになった意外は、家族に恵まれ、夫に恵まれ、子供に恵まれ、そこそこの挫折を味わい、でも乗り越えられ、経済的に非常に困難な時期もあり、でも乗り越えられ、試練という名をつけるほどの試練はなかったといえることができる人生です。

そんな私がこの質問に答えるのもなんなのですが、親から捨てられた経験、虐待、ひどいいじめなどの経験のある人が、それを乗り越えて強くなれる、、、というのはほとんどありえない気がします。

夫の仕事(牧師)がら、色々な人との関わりをさせてもらっていますが、やはり「癖」のある人「ひねくれた考え方」の人、「「感覚が普通の人と違う」という人は、後から話をきくとつらい試練を通ってきた人が多かったです。

でも、もう一ついうことができるのは、逆にそのつらく、重い試練を乗り越えた人は、記事にも書いているように人一倍輝いて生きているということです。数は多くないと思いますが。

現在カナダ人の友人でそういう人がいます。L君が7歳の時に若い両親がLくんとLくんの弟を捨てて突然離婚したそうです。どちらも親権を取りたがらず、親戚にたらい回しにされて、最終的にLくんはおばあさんに、弟さんは別の親戚に育てられたそうです。親権は祖父祖がとったそうです。それだけで、もう大試練ですよね。

Lくんはもちろん、父親にも母親にも会いたくなかったし、実際に会っていなかったそうです。でも、特に母親は無頓着な人で自分の好き放題の人生を送り、挙句の果てにある国で彼氏を作り、ビザが切れ、不法侵入になり、無一文になり行く場所がなくてLくんのもとに頼ってきたそうです。顔も見たくない母親に泣きつかれる形になり、しぶしぶ受け入れて一緒に暮らしたそうです。でも、昔の反省もなく、それどころか「親なんだから面倒をみるのが当たり前でしょ?」の態度。(私も会いましたが、まさにそういう感じです。)
でも、その頃Lくんはクリスチャンだった奥さんと一緒に教会に行くようになりました。そしてそれから徐々に母親を受け入れることができるようになり、変えられてきています。私がLくんと会ったときはすでに受け入れていた時期だったので、Lくんの過去がそんなひどいとは想像もつかないほど温和で、心優しくて、素敵な人でした。そして、自分がつらい経験をしてきたので、自分は子供たちにとって良い親でありたい、、と心から願い、とても家族を大切にしています。本当に素敵なファミリーです。

私はこのLくんは、まさに「試練を乗り越えた人、そして強くなった人」と思います。

長くなりましたが、

「人のあった試練はみな、人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に合わせるようなことはなさいません。むしろ耐えることのできるように試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」第一コリント10章13節

今、重く、大きな試練に会っているひとに送りたい聖書の言葉です。

Re: 毎回、感謝しつつ拝読しています。

2015.04.15.19:57

> いつも、興味深い記事を読ませていただき、感謝します。
> 今回、話題になった女性は、シカゴ生まれの方でしょうか。
> 次回以降の記事を楽しみにしています。

青木さん、という事は貴方も彼女のブログ読まれていましたか!!,、、、彼女の大学も知っていますが、そこは内緒という事で伏せています。

Re: No title

2015.04.15.19:50

> 素晴らしい女性がいるんですね。
> 自立して生きていく若い女性、応援します!

がんこじじいさん、そうなんですよね、私も今時、こんな素敵な若い女性がいるなんて驚きました。

もし、私が娘がいたら、こんな娘が欲しかった。

Re: No title

2015.04.15.19:47

秘密のねずさん、お疲れ様でした。所属そうでしたか!

そういう方もいたでしょうね、落ち着かれましたら職務上、体験された話、聞かせて下さいね!!

Re: No title

2015.04.15.19:43

秘密のTOMOKAZUさん、カナダですか!!

8,6バズーカ、よく知っています。反日山口組企業舎弟会社の吉本興業お抱えの屑芸人、彼らの国籍を吉元興業に問合せをしたら、現在調査中の返事だとか、こいつら、名前からして広島原爆投下日、朝鮮人が広島原爆被災をおちょくっています。

いずれ消えます。

所で、カナダのどちら?

Re: No title

2015.04.15.19:34

KUONさん、喜んで頂けましたか(笑い)

評判が良かったのは、、カツラノミヤノフ、ズルムケン、でした。???

KUONさんのお歌に比べれば、品が著しく下がりますますが、!!

No title

2015.04.15.13:53

・・・・なんか・・・

どんどん、愚愚カップルのロシア名が増殖して行ってて・・・

好きなんですこれ、先のから読んでも、何度読んでも・・・

くっくくく、うあっははは、笑えてしまう・・・。

面白いんです、これ!。

管理人のみ閲覧できます

2015.04.14.14:41

このコメントは管理人のみ閲覧できます

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2015.04.14.11:38

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

2015.04.14.11:30

素晴らしい女性がいるんですね。
自立して生きていく若い女性、応援します!

毎回、感謝しつつ拝読しています。

2015.04.14.08:27

いつも、興味深い記事を読ませていただき、感謝します。
今回、話題になった女性は、シカゴ生まれの方でしょうか。
次回以降の記事を楽しみにしています。
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