青年は荒野を目指す、老人は涅槃を目指す。

2014.01.18.02:59

青年は荒野を目指す、五木寛之の小説のタイトルだったこのフレーズ、好きだった。

私が十代の多感の頃、そして将来何になるのかもまだ解らない頃、よく横浜から貨物船に密航してアメリカや何処かの国へ放浪してみたい、そんな漠然とした夢があった。

小学生の時、両親は離婚、父からは一切の支援はなく母だけの収入は僅かであり、最期は生活保護の世話にもなった。私も弟も新聞配達や牛乳配達で家計を支えた、将来の希望は全くなかった。

夢と書いたが今思えば悲惨な生活からの現実逃避願望だったかもしれない。

色んな事があった、生活が荒れた事もあった、警察のお世話にもなった、ある意味、このように今、異国で暮らし能天気な記事を書き散らす生活、当時から思えば奇跡に近い、努力して頑張ったわけではなくいろんな偶然と出会いによって出来上がった今の形、そう思うと人生というのは不思議なものだ。

今年66歳になる、こんなに長く生きるとは思わなかった、それは自分でも気がつかなかったが自分には躁鬱気質があって最後は躁鬱病にまでなって常に自殺願望があり、実際には失敗したが2回の未遂もあった。

最近どういう訳か青年期、中高年期の事は余り思い出さず少年期時代の事ばかり思い出す、たぶんそれは私の性格を形作った要素がその時代にあったのではないか、そのように解釈したりするが、よくは解らない。


私位の年齢になればあまり生には拘らないと思う、実際にこの1~2年、私の周りで色んな人が亡くなった。私よりも年上の方もあれば私よりも若い方も有り、病気療養中の方もあれば、元気だったのにあっという間になくなった方もあった。

いずれにしても死というのは既に身近な存在であり、特に恐れる存在でもなくなっている。


涅槃という言葉がある、仏教でいう悟り、証、覚の境地、肉体も精神も一切が無に帰した状態、元はインドの古代言語、サンスクリット語を漢字に当てはめた言葉らしい。

私は仏教徒ではないしキリスト教会に通う身であっても実際にはキリスト教徒でもない、だが、キリスト教でいう死後の世界観とこの仏教で言う所の涅槃の境地とは全く異なる事は理解できる。

つまり、私が後どの位生きるのかは解らないが、私の心境としてはこの涅槃の境地に近いものがある。

生きる物、動物も植物もいずれ老い枯れていき、一切が無に帰す、自然の摂理、個としての生命の終わり、当たり前の話し、それが多少の時間のずれはあってもこのサイクルが変わる事はない。

この終わりに当たっての迎え方、人それはそれぞれ、別に文句はない、最後まで全力を尽くす、未練を残す、欲に拘る、諦める、逆に生に拘ってじたばた生きる。

私は教会に通う身ではあるが、死後の世界は信じていない、昔は輪廻、生まれ変わりなんて話しも信じていた時期もあったが、今はどうでも良い、だが、そう思うあるいはそう信じている人々にはそれはそれで良いと思うし、人は信じたいことを信じる権利がある。私には私の死生観がある、それだけの話し。



先の記事で東京都知事選挙の話しを書いた、人には老いとは別に精神年齢、あるいは気力というものがある、その意味では田母神元航空幕僚長、空将、元軍人、流石である、世の為人の為に残りの人生を使う、立派であると思う。

一方、元総理の2人、老醜を晒しての権力欲、名誉欲、利権欲、そして私欲、情けない。情けないがこういう人間は多い。例えば雅子妃の父、小和田恒、いい年をこいて地位にしがみつき権力を手ばなさない、

又、舛添なる人物、生まれつきの朝鮮人気質、悪党、倫理観も道徳観も何も持ち合わせず、己の欲と打算だけの男、今回の候補者の中では一番始末が悪い、悪人世にはばかるの見本、こういう男に限って長生きするらしい、


とは言え、この朝鮮ハゲのねずみ男、いつかは死ぬ、カネも権力も地位もあの世には持っていけぬと思うが、とにかくそうならないように選挙では落すべき最大の男、涅槃の境地には絶対ならない男、そうは思うが世の中、色んな考えの人間があるのも事実、どうにもならない事も起こる、

最近、お酒を余り飲めなくなってきて、書く記事に精彩というか過激さが足りなくなってきた、それとも老いによる気力がなくなってきたせいなのか、あるいは涅槃の世界が近くなってきたのか、ちょっと考えてみた。


余談だが、1人で飲む酒はつまらない、以前は愛犬のブラッキーが飲んでいる私の側にいつもいた、いつも私の顔を見ながら座っていた、煙草を吸うために玄関先のポーチにいくと後を追って付いてきた、黙って私の側にいた。そして私の愚につかない酔っ払いの戯言を聞いてくれていた。

この愛犬、もういない。酒の相手をしてくれる存在、消えてしまった。

寂しい。

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Re: 久しぶりです

2014.01.24.13:22


トムさん、コメント有難うございました。

仰る通りですが、痴呆症にはまだ早いでしょう(笑い)

私も妻から禁酒をくらっていますが、たまに飲みたい時もあります。そんな時は隠れ酒、まるで演歌の世界ですね!

その内、御一緒に、!!

Re: 返信ありがとうございます。

2014.01.24.13:06

> 私は自分のことが忙しくて、最近はブログランキングのブログはあまり見ませんが、中韓さんのコメント欄はよく見ます。「ねずさん」の日心会の会員でした。あくまでも過去形でありまして、現在は全く関係ありません。
>
> 日々涅槃を目指しているのを実感しながら、ガサツに生きてます。

> これをご縁に宜しくお願いいたします。

わざわざ,御返信、有難うございました。又、これを期にブログ読まさせてもらっています。同じような価値観の方と共通の話題が持てる、嬉しいですね。

久しぶりです

2014.01.22.06:53

人間は若いうちは将来に夢に生き、中年になると現実の現在に生き、老人になると過去の生きるのは普遍の現実のようです。そしていずれ痴呆症になると、昔の事は覚えているけれど最も最近の事から忘れるので、夕方には今朝の事は覚えていないけれど、少し以前より前の事はまだ忘れず。。。と言われます。

私も昨年の中学の同級会の報告を読み急に思いは中学時代に。

僕も昔から一人酒は、やけ酒になっておいしくないですよ。友達がクリスマスにこの酒はおいしいですよと伊丹酒(1550年以来)の男山を持って来てくれたので、女房が目じりを挙げたら、彼が持ち帰ると言うので、Indian Giftじゃないから取り返せないよと言って、久しぶりに、禁酒を忘れておいしく飲みました

返信ありがとうございます。

2014.01.21.11:22

私は自分のことが忙しくて、最近はブログランキングのブログはあまり見ませんが、中韓さんのコメント欄はよく見ます。「ねずさん」の日心会の会員でした。あくまでも過去形でありまして、現在は全く関係ありません。

日々涅槃を目指しているのを実感しながら、ガサツに生きてます。
これをご縁に宜しくお願いいたします。

Re: No title

2014.01.20.14:08

KAZUさん優しいお言葉、感謝申し上げます。

正直言って愛犬がいなくなった生活、寂しくて仕方がありません。何か心の穴があいて隙間風がいつも吹いていて、玉には愛犬の写真を見て涙しています。

私には私にとって大事な存在が3ッツ有りました、妻、母、そして愛犬でした。

愛犬が逝って、、、、次は母か!,,,先のことを考えると、、、、、こういう気分になるときもあります。

まあ、愚痴になるのかもしれません、お恥ずかしい次第です。

Re: こんにちは

2014.01.20.13:56


ウサギ屋さん、始めまして、こちらこそ、宜しくお願い致します。

先ず、リンクの件、こんな拙ブログとしては恐縮しています、それでも宜しければお願いいたします。

もう一つ、私が読んでいる政治ブログランキングにお名前がありましたが、その方ですか?

私も以前は中韓を知りすぎた男、辻本さんの所の定連投稿者の1人でしたが、余りにも管理がずさんで荒らしも放置するのでやむなく退散しましたが、その当時のHNはKで多分覚えておられる方も入ると思います。

私のブログ、リンクはしてませんが、好きなブログはお気に入りで保管しています。

管理人のみ閲覧できます

2014.01.18.11:37

このコメントは管理人のみ閲覧できます

こんにちは

2014.01.18.11:29

はじめまして。
いちいちごもっとも、頷きながら拝読しています。多分、同年代であり、同時代を生きてきたお方ではないか、と勝手な想像をしていましたが、本日ピンポ~ン!でした。
親父さん、田母神閣下、西村真悟、名古屋の河村たかし市長、それに私、子年です。
わがまま親父にして頑固おやじ、いいですね。

宜しければ、リンクさせてください。
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カナダ、トロント近郊に住む、死に損ないの爺いです。余命わずかなので勝手な事を書き散らしています。

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