半沢直樹。

2013.11.05.14:34

先月だったかな、一日をかけてTBS系ドラマとして放映されていた、半沢直樹のDVD全巻を見た。その後、このドラマの原作、池井戸潤氏の小説,オレたちバブル入行組、オレたち花のバブル組を読んだ。

このドラマと原作、どちらが私にとって面白かったかといえばドラマの方がインパクトがあったような気がする。

これは映画でもそうだが、作品が一旦原作者の手を離れ、映像の世界になればそれは映像作者や監督の物、多少原作と異なる、ある意は全然別物になってしまう、よくある事である。

この半沢直樹と小説の場合でも全体のストーリーはそんなには変わってはいなかったが、脚本では違う部分が結構あった。

この原作者、池井戸潤氏、私は全く知らない作家だった。ちょっと興味が湧いたので同氏が書いた銀行からの出向者をモデルにした小説、ようこそ我が家へ、これも読んでみた、結構面白かった。

池井戸潤氏、第145回直木賞作家でもある、あいにくその受賞作は読んではいないが、この方の経歴が面白いので書いてみる。

慶応義塾大学、法学部、文学部卒、その後旧三菱銀行入行、ここから彼のバンカーとしての生活が始まった。

この頃は銀行の生き残りをかけて合併、再編が盛んだった頃である。

旧三菱銀行と東京銀行が合併、東京三菱銀行誕生、更に三和銀行と東海銀行が合併でUFJ銀行となり、このUFJ銀行と東京三菱銀行が合併、、最後は三菱東京UFJ銀行となった、、、ただ現在も同じ名前の銀行かどうかは長い間日本にいなかったので詳しくは知らない。


このドラマの原作者である池井戸潤氏、実際に旧三菱銀行に入行し6年~7年位務めていたようだ、退社後は金融コンサルタントとして出発したようだが、後作家生活に転向、このドラマ半沢直樹、彼の銀行生活の経験談からかかれているらしい、

では彼が半沢直樹だったのか、その辺は良く分からないが、彼が銀行を辞めた理由があるようなので書いてみる。

1、仕事が面白くなかった。
2、対人関係が上手くいかなかった、、、(いじめがあった?)

とは言え、銀行中途退職者としての彼はいわば成功組、、、普通はこうはいかない。

そういえば、以前私が勤めていた会社にメイン銀行であった三和銀行から転職してきた方があった、彼は当時の支店では窓口案内係り、銀行員でも末端だった、どんな理由で務めていた会社が受け入れたのかは不明だが、多分、引き取ってくれないか、そんな事だったのだろう、最初は経理に配属されたが使い物にならず、その後、工場勤務に配転、苦労したようだが、その後の人生は知らない。

この半沢直樹のドラマにもある、出向、、これは官僚や役人世界もそうだが、組織の階段ピラミッドを上っていくのは一握り、追ちこぼれは残るか去るか、残っても地獄、自分より若い部下に顎で使われる、ならば出向、これは銀行ならずとも大企業、官庁にもある話し、受け入れてくれる組織も会社も義理、短期間に結果を出さないと放りだされる。、、この話し、私も多少似たような経験があるからよく分かる話。

原作者の池井戸潤氏、実際彼は退職後、金融コンサルタントを開業した訳だが、彼が小説の中でも書いているが、この金融コンサルタント業、中途退職者の銀行マンがよくやる商売らしい、だが顧客としてターゲットは銀行時代の付き合い関係、これは同業関係で独立した場合と同じでやっちゃいけない事、つまり会社の看板での商売と個人ではまったく状況が異なる、

結果,開店休業状態、高学歴、お高くとまっていた前歴、次の就職先はない、、、私はお高くとまっていた訳でも無いし、高学歴でもなかったが、再就職口は全くなかった、50歳の時だった。この後、現在に至るまで勤めた事はない。無いと書いたが正確には一度不動産投資会社のカナダ現地法人社長になった事がある(笑い),,,,,,

この話し、色々訳ありで面白かったが、いずれ書く機会があれば書いてみたい。


さてドラマのほうが最後の結末、インパクトがあったが、ただ、後味は悪かった、確かに実社会、組織論としては止むを得ない、水戸黄門様のようには行かない、勿論承知しているが、面白くなかった。

やはり、勧善懲悪、そうして欲しかった。

もうひとつ、ドラマでイカサマ倒産をやった社長の愛人役ででた壇蜜とかいうグラビアアイドルだか女優だか知らないが、、演技以前、酷い大根女優だった。一体どういう基準で配役されたのかな、、、枕営業、、それは吉本興業の話し、ともかく何で人気があるのかよく解らなかった。


このドラマと原作を読んだせいか、この頃妙に会社員時代を思い出す、そういえば会社での階級、おかしな呼称の階級もあった、心得、、代理、副なんとか、、給与にすればそれこそ何千円の違い、それでも平ではない、、、、

まあ、私にとって良い時代ではあった、そう思う。



そういえばこの記事、テレビで半沢直樹、を見た、あるいは原作を読んだ方を対象にして書いたが、見なかったり、まだ、読んではいない方にはちんぷんかんぷんの記事だと気づいた、で、この記事で関心を持たれた方は是非DVDなり、小説をお求め下さい、、、、と言って別に紹介料貰っている訳ではありませんが(笑い)。


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Re: Re: もう1冊

2013.11.12.11:49

> やまのこさん、池井戸潤氏の本の紹介、有難うございます。
>
> 私がこちらで読む本、駐在の方々の帰国でいらなくなった本を借りて読んでいるだけ、新刊に関しては全く手に入りません、勿論、取り寄せはできますが、費用が馬鹿に出来ない、また、日本で買っても重くて持込が出来ない。、、、、本好きとしては苦労しています。

もう1冊

2013.11.05.19:44

こんばんは。
半沢直樹セントラル証券編
「ロスジェネの逆襲」は声を上げるぐらい面白かったです。
池井戸潤氏の信念が慶応のペンマーク「ペンは剣より強し」
なのでしょうか。わくわくさせてもらえる本は好きです!
「勧善懲悪」大賛成~~
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