民俗学

2012.04.09.05:28

たまたま、調べものをしていて、宮本常一の名前があった。この名前には記憶があった。そこで思い出した。

彼は、私の好きな作家、佐野眞一が書かれた、ノンフクション、題名、旅する巨人、宮本常一、この本を読んでいた事を思い出した。

民俗学とは田舎、僻地、山村、漁村に残る、伝承、儀式、文化、芸能、などを調べる学問である。

余談ではあるが、昔、白土三平の漫画、カムイ伝があったが、サンカとかの民族学の資料がふんだんに盛り込まれていて面白かった。

民族学の偉大な学者としては、柳田國男氏、そして旅の巨人として知られ、著書(忘れられた日本人)を表した宮本常一氏が有名である。
この2人の学者の対比は面白い、柳田國男、正等なアカデミック分野で有名になったが、それに対し、宮本常一は足で全国各地を周り、その距離は地球を4回も回った計算となる。

この宮本常一のスポンサーが渋沢敬三、16第日銀総裁、その後、大蔵大臣、父は明治の巨人といわれた渋沢栄一の息子であった。彼も自ら民族学の傾倒していたが、特にこの宮本には目をかけ、公私に渡り援助した。そのお陰で宮本は全国津々浦々、漁村の古老や農村の老婆などから、風習、因習、言い伝えを掘り起こし、民俗学に新しい分野を切り開いた。

柳田と宮本、渋沢敬三の下で共にしたことがあったが、肌合いの違いから、別々の道を歩いた。

この民俗学、勉強すると面白い、この学問は歴史学とも繋がっていたり、言語学にも繋がる、つまり、日本の歴史の裏側で暮らしてきた名もない民の口伝伝承とか、祭りの因果関係、民の交わり、芸能のルーツ、底辺でくらした人々の成り立ち、文化、現代にもつながる幾つかの要素がある。

例えば、歌舞伎の始まり、彼らも初期は河原者として差別された、多くの芸能はそのような歴史を持つ。

私の雑学は、面白いと思えば、調べて知識を得る、だからその手法は、足で稼ぐ学問、聞き取り調査で成した学問、よく似ている、アカデミックではないやり方、そんな思いもあって彼の名、記憶していたのだと思う。
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