暇人老人の過ごし方。

2020.08.01.04:00

私は元々が暇人であったが、コロナウイルス、パンデミックになってからは全くする事がなくなってしまった。

人間は忙し過ぎるのも問題だが、かといって全くやる事がないという状態も問題である。

その意味では日本でこのような状態、一番問題がない人間と言えば、それは皇室、天皇皇后と呼ばれる方々である。
今や、コロナウイルスのせいにしているが、元々、祭祀、皇室伝統行事、すべてを放棄し、食っちゃね、遊びのお方、そして今回御所以外は危ないと行幸や見せかけお出かけも止めてしまった。

現在は御所にウイルス関連政府関係者や医療関係者、それぞれの専門家を読んで御進講三昧だと、で天皇皇后は現在の状況について、お心を痛められているとのこと、ま、良い御身分ではある(笑い)


さて、妻の家族や教会関係の人々はリモートで集会をもって熱心に神に祈り、この状態を終わらすように祈っているが、そもそもこのコロナウイルスによる世界的恐慌状態、危機的状況がどうして起ったのか、それが神の意思なのかさえも分かっていない。

いずれにせよ、キリスト教には教えとして終末思想があるが、事実今の状態が続けばそれは世の終わりの始まりらしい。

そうだとすれば祈りは通じると信じている人々に神はどう答えるのか、私には解らないが、このような状態はそう簡単には終わらないような気がしてならない。

とにかくこのような日常生活なので時間を潰す毎日ではあるが、先日記事にしたようにほぼ毎日、PCで無料映画を見たり、ネット上でのゲームをしたりで、結果、生活のスタイルが昼夜逆転の生活が当たり前になってしまった。

そんな事で一日平均、5本位の割合で映画を見ている、もう通算200本位の映画を見た、こうやって毎日映画を見ていると色んな事に気が付き始めた。

映画と言ってもそのジャンルはそれぞれであるが、それでも傾向というか、おおまかににはいくつかのカテゴリーに分かれる。

ラブロマンス、コメデイ、サスペンス、スリラー、人情物、歴史物、スペース物、格闘技系、戦争映画、西部劇系、などなどとあるが、その中でより多く作られる作品がある。

それはリベンジ物と言われる復讐劇、私もこのような復讐劇系の映画が好き、逆に私がほとんど見ないというか下らんと思っているがコメデイとラブロマンス映画。

アメリアのコメディ映画、これはアメリカ人が喜ぶコメデイというものが、日本人である私にはちっとも面白いという感覚が湧かない、つまり、アメリカ人と日本人には笑いに対しての感覚の違いがあるという事。

ラブロマンス映画、これは私が若い頃ならともかく、もうお迎えに近いロクデナシ爺いにとって、恋だとか燃えるような恋愛なんてもう縁がないし、もう終わった話(笑い)

スペース物というかスターウオーズとかエイリアンとかファンタジー系、娯楽作品としては良いが、内容に深さがないし終われば何も残らない。
又、特に多くの作品があるのがゾンビ映画、そして未知のウイルスによって人類が滅びる映画、ただし今回のコロナウイルスで亡くなった死者の数では映画にはならないようで、少なくとも人類の90%以上が亡くなってしまう設定になっている。

最近のハリウッド映画も見ていると、資金的に相当中国の金が入っている事が分かる、それはハリウッド映画の特徴としてはコンピューターや機材、背景、物凄い金を使って撮られている、それまでのハリウッド映画はプロデユ―サーが映画作りのシンジケートを作ってやっていたが、それが巨額の資金が必要な映画の場合、それが当たればいいがもしこけたら、巨額の赤字を背負う事になり、もうそんな危険を冒すプロデユ―サーがいなくなってしまった。

よく映画は何が大事かという問題になるが、私の意見は最も大事なのは脚本だと思う、そもそもこの脚本がよく書けていないと映画が面白くない。

次は映画監督、これも大きい、いくら脚本がよく書けていたとしてもしょうもない監督がとると駄作や独りよがりの作品になってしまう。

そして俳優、もうハリウッドの有名俳優や大物俳優は要らないのでは言う声があるが、いくら脚本がよくても無名のどこの誰か分からない俳優が演じても、それはそれなりの出来でしかない。

その意味では確かに有名スターは高いが、それなりの安定感と見るに値する演技はする。

アメリカ映画の中には黒人映画というカテゴリーがあって出ているのは全て黒人という映画、これは黒人以外の人種が見ても面白くもなんともない、またミュージカル映画というのもあるがこれも今の私には面白くもなんともない、大体が何故映画の中で踊ったり歌を歌いながら演技をするのか、そういうものだよいわれればそうなのだが、(笑い)まあ、因業爺いなった証拠かもしれないが。

玉にアメリカ以外の国で作られた外国映画、例えばイギリス映画、フランス映画、スペイン映画、あるいは北欧映画、これは結構面白い、ハリウッドにはないテーストであり、内容も深いし味もある。

韓国映画も結構あるが、これはもう見るには値しないと即却下(笑い),,,,中国映画も内容や監督によっては良い映画もある。

日本の映画、これは残念ながら見たいと思わせるような映画はもう作れないし、変に思想的に偏ったメッセージがあったりくだらない屑芸人が出ていたりで見るに値しない。

ただ、こうやって自宅で無料で映画を楽しめるが、PCではこの無料映画サイトには悪質広告やウイルス感染サイトが隠されていてウイルス感染を防ぐワクチンをセットしていないと直ぐPCが感染して動かなくなる。


最近、外にあるスモーカーズ、コーナーに毎夜、私を含めたニコチン中毒者が集まり、いろんな国の人間が暇にまかせて話をするが、知らなかった話もあって大変勉強になった。
勿論私の拙い英語で会話しているが、ある意味英語で話すいい機会、練習にもなっている。

イラン人、イギリス系カナダ人、ギリシャ人、それぞれ異なった歴史観や価値観があり、非常に興味深かった。いずれにしても3棟のコンドウ、約2500人が暮らすこのコミニテイ、その中でのたった1人の日本人、自己紹介もしない内に名前を憶えられてしまった。

comment

Secret

No title

2020.08.02.09:32

こんにちは。
もし未見でらしたら、フランスのシラノドベルジュラックを観ていただきたいですね。
興行的には最初から何も期待されていないタイプの映画ですが、映画とはこういう物だと思った一本でした。

あと、セントオブウーマン、グリーンカード、フィッシャーキング・・・皆、人生や運命にリベンジしているような人達が主役の名作だと思います。
プロフィール

わがまま、親父

Author:わがまま、親父
FC2ブログへようこそ!

このブログで書かれた記事とコメントの転用を禁じます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
わがまま親父の独り言、カナダで生きています。
わがまま親父の独り言う、カナダで生きています。
わがまま親父の独り言、カナダで生きています。
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR